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アフィリエイトの問題

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そもそも「アフィリエイト広告」とは

アフィリエイト広告とは、インターネットを用いた広告手段の一つです。
仕組みとしては以下のとおりです。

【アフィリエイトプログラムの仕組み】

①広告を行いたい企業(広告主)が、ブログ・HP運営などを行っているアフィリエイター(広告掲載者)にお願いをし、自社製品等に関するバナー広告を貼ってリンクしてもらいます。

②アフィリエイターはブログその他自己の開設するサイト(アフィリエイトサイト)で、自ら広告主の商品やサービスにかかわる推奨文などを投稿するとともに、広告主から受け取ったバナー広告を掲載し、広告主のサイトへリンクします。

③閲覧者がバナー広告等をクリックして広告主のサイトにアクセスしたり、そこから商品の購入をしたりすると、広告主からアフィリエイターに成果報酬が支払われます。

アフィリエイト広告は、インターネットを閲覧している潜在顧客に自社の商品・サービスを訴求する機会を増やし、また、成果報酬型であるため、費用対効果が高いとされる広告手段です。

一方で、成果報酬型であることから、アフィリエイターが誇張表現等を用いてしまいがちという側面がございます。

 

消費者庁ガイドラインによるバナー広告部分の注意

消費者庁ガイドラインは、アフィリエイトサイトの広告バナーと景品表示法との関係を、以下のように整理しています。

アフィリエイターがアフィリエイトサイトに掲載する、広告主のバナー広告における表示に関しては、バナー広告に記載された商品・サービスの内容又は取引条件について、実際のもの又は競争事業者に係るものよりも著しく優良又は有利であると一般消費者に誤認される場合には、景品表示法上の不当表示として問題となる。

同ガイドラインを踏まえると、バナー広告部分については、その表示内容が景品表示法に抵触することの無いよう、事前に十分な注意をするべきであるといえるでしょう。

 

消費者取引連絡会によるアフィリエイター記載部分の注意

消費者庁ガイドラインでは、広告主が、「バナー広告」以外の「アフィリエイターによる記載部分」について景品表示法上の責任を負うかについて定められていません。

このままでは、例えばアフィリエイターとアフィリエイト契約をし、自己の広告を貼ってもらったとした場合には、広告主はバナー広告部分のみに注意をすれば良いということになります。

つまり、アフィリエイターが「自由に書いた」商品紹介などについて、実際は広告主からの一定の文言の記載依頼等があったとしても、広告主の責任は全くないということになってしまうのです。

そういった事態を避けるため、インターネット消費者取引連絡会においては

広告主が、アフィリエイターが行う広告表示の決定に関与したと言えるか否かによる

との見解を示し、アフィリエイト広告における広告主が、アフィリエイターによる記載部分についても景品表示法上の責任を負う可能性があることに言及しています。

このことを踏まえると、広告主自らが、システム運用をする場合にはどのような管理体制をとるかなどについて、諸事情を考慮してシステムの選択や運用を行う必要があるといえます。

 

アフィリエイト広告と民事責任

アフィリエイト広告において、事実に反する記載がなされていた場合、広告主は民事上の責任を負う場合があります。

より具体的にいえば、広告主がアフィリエイターに指示を出して事実に反する書き込みをさせている場合や、(アフィリエイターの自由な記述であったとしても)事実に反する書き込みがなされていることを知りながらこれを放置していた場合等には、故意または過失によって他人の権利を侵害するものと考えられるため、民法709条の不法行為による損害賠償責任を負う可能性があるということです。

 

アフィリエイトについてお悩みの方へ

記事の掲載依頼に悩んでいる、広告主からの記載依頼について確認したい、などの場合には、弁護士にご相談することをお勧め致します。

場合によっては、民法をはじめ、景品表示法や消費者ガイドラインのほかにも、様々な法律構成を主張し得るケースもあるためです。

少しでも悩まれた場合には、まずはお問合せください。

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