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物体写真の法的性質について

人物写真の法的性質等については、「人物写真の掲載」のページでご紹介いたしましたが、物を写した場合に、その物の所有者や製造元の許可は必要なのでしょうか。

結論から言いますと、許可を得る必要がある場合もあります。

たとえば、その物に「ブランド」が付されていた場合には、無断使用すると商標権の侵害になるおそれもありますし、また、物を作成した人間の著作権を侵害しないよう注意する必要もあるからです。

以下では商標権・著作権・物体についてのパブリシティ権について説明いたします。

 

商標権・商標権の侵害とは

撮影された物に、製造業者や販売業者の商標(ブランド)が付されていることがあります。
この商標は「商標登録」といって、特許庁に申請して登録してもらうもので、いちど登録されると10年は効果が及びます(なお更新も可能です)。

この登録されている商標を「商標権」といいます。

撮影された物に商標が付されていた場合には、その写真を掲載することが「商標の使用」になるかが問題となります。

一般的には、単にその商品を紹介するだけの性質の記事であれば、商標権侵害の問題は生じないと考えられますが、

例えば自社の商品と並列して記載し、自社製品と混同させる様な作りになっている場合には、商標権の侵害を問われかねないと言えるでしょう。

 

著作権の侵害について

撮影された物体をデザインした者の著作権についてはどうなるでしょうか。

これに関しては、その物体が「純粋美術」と認められるかによるといえます。

具体的にいいますと、電化製品などの大量生産品については、純粋美術として認められないのが一般的な見解ですので、写真等を掲載しても、著作権の問題は発生しないと考えられます。

一方で、絵画や彫刻品等、一点ものの芸術品などは、当然「純粋美術」として認められますので、無断掲載は著作権の侵害となります。

よって、日常的な投稿であれば、その多くについては、著作権の問題は発生しにくいといえます。

しかし、裁判例上、大量生産品であっても純粋美術と同視できるとされたもの(博多人形等)もあるので、注意が必要です。

 

物についてのパブリシティ権

「人物写真の掲載」のページにおいて、「顧客を誘引するような人間の写真を利用する権利」、すなわちパブリシティ権について記載しましたが、これは物にもあてはまるのでしょうか。

裁判上、このことが問題となったケースが実在するのですが、そこにおいては、物のパブリシティ権は否定されました。

よって、物の写真を掲載するときに、物についてのパブリシティ権を考える必要は今のところ不要であるといえます。

 

権利侵害についてお悩みの方へ

インターネット上などで、商標権や著作権の侵害を受けている、もしくはその疑いがあることが判明した場合には、弁護士にご相談することをお勧め致します。

権利が認められれば、その情報を削除することができる可能性があります。

逆に「この程度の情報を載せるのであれば大丈夫ですか?」といった相談をお受けすることも可能です。

少しでも悩まれた場合には、まずはお問合せください。

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