load

弁護士法人アルファ総合法律事務所

顧問先企業様の声株式会社アクロスインターナショナル様

【 顧問先企業様の声(2017年取材) 】株式会社アクロスインターナショナル 様

株式会社アクロスインターナショナル様

株式会社アクロスインターナショナル様の企業情報を教えてください。

東京の千駄ヶ谷に本社を構え、大阪、北海道、岐阜にも支店をおき、従業員17名にて運営しています。事業内容としては、衣料品や雑貨といった洋服などを中心にしたデザインを手掛けており、デザインしたものを海外で生産し、日本に逆輸入をしています。アクロスという名前は、ALL(全体性)、CONSCIOUS(意識性)、REPEAT(反復性)、OVER LOAD(過剰性)、SPECIFICITY(特殊性)の頭文字を取って命名しました。企業理念やミッションに通じることでもありますが、時代ごとにファッションは変わるため、企業としても柔軟に変化に対応をしながら発展したいという想いを念頭に、アクロス(ACROS)という名前にしました。

顧問を依頼することになったきっかけ、理由を教えてください。

私が前職の会社から独立をして2年弱ほど経った頃、取引先で商標に関するトラブルが発生したことがありました。その際、以前に保坂先生が勤務されていた法律事務所に相談をするために伺った際に、保坂先生にお会いました。私自身にとって、法律事務所に行くことは初めてでしたが、弁護士同士のやり取りを間近に見たとき、やはり企業は様々なトラブルが生じるものであり、弁護士に対応していただく必要があると感じました。トラブルが起こるたびに異なる弁護士に相談することは、手間がかかりますし、相談の頻度も下がってしまうと思ったこともありました。そのような意味において、継続的にお付き合いができ、自社のことも深く理解をしてくれる顧問弁護士に依頼をしたいと考えていました。その頃、保坂先生が前の事務所から独立されることになったのですが、私も独立して間もなく、同じ境遇だったこともあり、保坂先生に依頼することにしました。

弁護士法人アルファ総合法律事務所を選んだ理由を教えてください。

他の法律事務所と比較検討をしたわけではなく、保坂先生の人柄で選びました。保坂先生は、表向きは優しい感じがしますが、法律事務所で面談同席をさせていただいたことがあった際に、いつもとは違う側面を見ることができました。その際は弁護士が3名おられ、そのうちのお1人が裁判の勝ち負けについて議論をされていたのですが、その際に保坂先生が「私は裁判をやる前に、勝つか負けるかを口にする弁護士は信頼できない」と言っておられるのを見て、芯がしっかりしており、頼りがいがあると感じました。それ以降、私が独立してから15年ほど顧問弁護士としてお世話になっています。

中山社長は私にとっても、アルファ総合法律事務所の前身である保坂光彦法律事務所としても、初期からの顧問先の企業であり、経営者でした。そのような意味でも、数多くある顧問先企業の中でも最もお付き合いが長い経営者の方のお一人です。

普段、どのような相談をしているか教えてください。

主に、商標に関する相談が多いです。他には、文章のリーガルチェックや債権が回収できる可能性があるかどうか、といった相談や実際の債権回収の対応についても取り組んでいただいています。相談の頻度としては、不定期ですが、相談があるときは一気にお願いをするときもあり、ないときは全くないという感じです。年にならすと数回程度の相談頻度になっていると思います。相談の方法としては、簡易に聞ける内容は電話をしたり、難しい内容は文章にして残せるようにメールで相談しています。直接事務所へ行くことも過去に何度かありました。

顧問契約を結んで良かったと思えるエピソードを教えてください。

代表になり18年目になりますが、社内に法的なことも含め、直接相談できる人がいません。法律をよく知り、相談できる人がいることは経営者として非常に心強く思います。事前の報告と事後の報告の両方について、早めに知っておくこと、気を付けることを教えていただくこともあるのですが、誰か良い弁護士がいないか都度相談をし、毎回異なる弁護士に相談するよりも、よく自分のことを知ってくださっている先生に、自らをさらけ出して相談できることは良いことだと思います。

顧問契約する前に想定していなかった、顧問契約の効果を教えてください。

顧問契約当初は、会社の企業規模自体が小さく、利害関係者も少なかったため、問題やトラブルが起こることもほとんどなく、相談をすることもありませんでした。しかし、年商が増えるにつれて、比例して問題も増えました。ちょうど成長期に顧問契約をさせていただいたのですが、想定していないことばかり起こったことを振り返ると、顧問契約を結んでおいてよかったと思います。例えば、債権を回収できないことも当時は想定しておらず、取引先が破産をし、民事再生をすることになり、初めて債権が回収できないのだと知ることもありました。その頃は会社の成長に伴い、相談が急激に増えた時期でもありましたが、しっかりと対応していただき、顧問弁護士として契約を結んでいて良かったと思います。

債権回収の相談については、回収の方法についてアドバイスをするだけの場合もあれば、実際の回収対応をさせていただく場合もあります。残念ながら手遅れになる場合もあるため、債権回収の案件が発生した場合は、回収不可能になる前に早めに相談をしてもらえると良いのではないかと思います。訴訟の対応をすることもできますが、トラブルが顕在化し、訴訟になる前に未然に防止することが大事であり、ちょっとしたことでもすぐに相談をしていただくことがお互いにとっても良いことだと思います。

アルファ総合事務所は御社にとってどのような存在か教えてください。

掛かりつけの医者と同じですが、問題を大事にせず、予防をしてくれる存在です。経営者は法的なことが分からないことが普通だと思いますが、何かあった時に気軽に相談できる役割を担っている町のクリニックのような存在です。また、保坂先生には経営者として、企業が抱える法的な問題やトラブルに関する相談もさせていただいていますが、今後もお付き合いさせていただくうえでは、個人的に想定のできる相続に関する相談をさせていただきたいと思っています。保坂先生は、対応が非常に丁寧ですし、様々な弁護士と会いましたが、私が言ったことはもちろん、その真意まで汲み取っていただき、理解力のあるとても優秀な方だと思います。電話で話しているときにも、鋭い指摘をされたり、的確なことをお伝えいただくのですが、非常にありがたい存在だと思っています。

顧問契約を検討している企業に向けてのメッセージをお願いします。

先ほどもお伝えしましたが、病気と同じで、健康体だと思っていても、かならず病気にはなります。そうならないためにも、予防は必要です。法人であれば、必ず契約書がありますが、すべて読めるかと問われればそうではなく、社内チェックでは読めない部分も多いです。顧問契約をしていただき、まず今の会社の契約の内容に不利なところがないかどうか、アドバイスを聞くのと聞かないのとでは、企業活動を有利に進めるうえでは大きく変わります。企業を経営している方は、他社で起こってしまった問題が自社にも降りかかってくることがあることを想定し、相談できる弁護士が身近にいることの必要性を知った方が良いのではないかと思います。

お問い合わせcontact

メルマガ・ニュースレターの登録はこちらメルマガ・ニュースレターの登録はこちら