【 顧問先企業様の声（2017年取材） 】株式会社セット設計事務所 様

株式会社セット設計事務所様の企業情報を教えてください。

当社は1979年11月１日に設立し、創業38年目を迎えた総合建設コンサルティング会社です。
当社の特色は、都市計画や土木設計、建築設計、環境技術、不動産の各分野が相乗して一体となった取り組みであり、社内で全てをソリューションできる「ワンストップサービス・コンサルタント」を目指してきました。
大手の設計事務所でも、外注しているケースが多いのですが、当社では社内で解析をして、お客様に答えを用意できるようにしています。
また、先進国の経済成長が不確実性を増す中、創業35年目を機に、グル―バル展開による更なる発展と革新に取り組むために海外事業部を設置しました。
特に、成長が著しい東南アジア各国での都市開発やインフラ整備、環境関連、医療福祉関連事業などに、ローカル企業との連携による関与をしていきたいと考えています。また、東南アジア進出に取り組まれている国内企業との連携を図るとともに、進出企業のサポート事業参画にも取り組んでいきます。

顧問契約を依頼することになったきっかけを教えてください。

アルファ総合法律事務所が当社の本社があるビルに、国分寺オフィスとして開設し入居されることを機会に知り合いました。また、国分寺のロータリークラブに保坂先生が入られることになり、ロータリーで交流を持つなかで話を進めさせていただきました。当社には既存の顧問弁護士がいたのですが、担当の先生が亡くなられてしまったため、そのタイミングでアルファ総合法律事務所に切り替えました。
当社が入居するビルには、アルファ総合法律事務所以外にも土地家屋調査士の先生もいらっしゃるため、業務としてお客様にワンストップでソリューションを提供することができるビルとなっています。
当社と協業をしている企業様も入居している背景もあるため、それぞれの会社で起こるトラブルや問題が起きた際に、保坂先生を紹介することができるのも意味のあることだと思っています。
建設関連の法律は自分たちで勉強することができますが、詳しい法律や訴訟については素人目では分からないため、顧問契約を結ぶことは重要だと考えています。

当社は様々なお客様と付き合っています。
そのため、お客様と対応をさせていただくなかでは、様々な法的な問題や課題に触れることがあります。顧問弁護士を採用することで、幅広く対応することができると思っており、企業を経営するうえでは顧問弁護士の存在は必要だと感じています。

様々な法律事務所があるなかで、アルファ総合法律事務所を選んだ理由を教えてください。

当社が入居する国分寺オフィスにアルファ総合法律事務所が入居されたタイミングと、以前にお願いをしていた顧問弁護士の先生が亡くなられた時期が重なったことがあります。
顧問契約をしてからは現在で４年ほど経ちましたが、当時に感じたこととして、保坂先生が若かく、顧問弁護士としてスピーディーにご対応いただけることを期待して保坂先生に依頼することにしました。

普段、どのような依頼や相談をしているか教えてください。

日頃から様々な相談をしています。当社の法的な相談だけでなく、国分寺オフィスやロータリーでも保坂先生と顔を合わせることが多く、とても相談し易い環境があるため、私どもの知り合いの案件も紹介させていただくことも多くあります。
また、知り合いの経営者から様々な相談を受けることがあるのですが、当社でアドバイスをする際にも法的に根拠のある助言ができないため、保坂先生にアドバイスをいただいてから、相談者に伝えることもあります。
相談内容としては幅広いのですが、過去には中国系の企業に出資した会社から、資金や株を出資した会社から回収をしたいと思った際に相談をされたこともありました。
そのような意味では日常的に社内外で起こる簡易な相談にのっていただくことが多いのですが、現在は防衛側として対応いただいている事案もあり、非常に助かっています。

当社は海外出資企業を有しており、シンガポールに本部を置く法律事務所とも提携をしています。
国内の法律相談はアルファ総合に依頼し、海外出資企業に関する法律相談は海外の事務所に相談するといった対応をしています。

顧問契約を結んでよかったと思うことやエピソードを教えてください。

同じビルの中にアルファ総合法律事務所の国分寺オフィスがあるため、保坂先生とは立ち話的に、様々な話や相談をすることができ、経営をするにあたっての指針を決めることができています。
経営判断を行う場面において、法的な側面に関わる業務についての判断基準を弁護士に相談することでスピーディーに進めることができます。
また、問題は顕在化してしまってからでは大事になる可能性があるため、大事になる前に弁護士から適宜アドバイスをもらえることは非常にありがたく思っています。

顧問契約をする前に想定していなかった顧問契約の効果を教えてください。

これまで、取引先より、思いもよらないお金の支払いや請求があった際に、個別で対応していた時には進まなかったことが、弁護士が入ることによって、スピーディーに解決に向かうことができています。
企業を経営するにあたっては経営に集中することが非常に重要であり、紛争に時間や労力を費やされるのは大きな打撃を被ることになりますので、顧問契約を結んで良かったと感じています。

御社にとってアルファ総合法律事務所はどのような存在か教えてください。

建築分野に関連した法律だけでなく、様々な法律に関連した仕事をすることが多く、法律の専門家である顧問弁護士が後ろにいることで精神的に楽になります。経営者として、プライドが邪魔になり、方向性を見いだせない時がありますが、弁護士に相談をすることで方向性が明確になることもあります。法に触れるかどうかの判断基準についても相談することができ、安心感を持って経営に向かうことができます。

弁護士との顧問契約を検討している他の企業に向けたメッセージをお願いします。

弁護士と顧問契約を結ぶことで、自分たちの仕事の領域を広げることができます。弁護士の先生からも法改正や他企業の事例や情報を教えてもらうことができます。
そのような意味で、大いに顧問弁護士は活用すべきだと思っています。日常の業務において、不安を持ちながら動くのではなく、心の安らぎ、安心感を持って動けるところが顧問弁護士を活用するうえでのメリットだと思います。

経営の背後に顧問弁護士がいることで安心感を持って事業に取り組むことができます。
訴訟をする場合や訴訟をされた場合だけでなく、日常的に法的な相談にのってもらうことができ、法的な根拠を踏まえたアドバイスをいただけることで、非常に大きな精神的な支えとなっています。