2021年07月21日
~観光地応援企画2~
お世話になっております。弁護士の田村裕輝です。
前回に引き続き、コロナ禍の甚大な影響を受けている日本の観光地を応援すべく、観光案内第2弾を書きます。
岩手、青森と書きましたので、次は秋田にします。
●秋田県
まず、温泉好きの私として、「乳頭温泉」は外せません。せっかくだから味わい尽くそうと、2つ3つと温泉施設を梯子したため、
最後はフラフラになりました。
多くの温泉に入ってきた私ですが、「乳頭温泉」はお気に入りの一つです。
武家屋敷で名高い「角館」も風情があり、とても良かったです。
また、ある意味印象に残っているのが「田沢湖」です。当時の私は、旅行する際、予め宿を押さえていませんでした。
飛び込みで、宿の部屋に空きがあれば宿泊し、無ければ車中泊や野宿をしていました。
その日、「角館」から「田沢湖」に着いた際、辺りは暗くなり始めており、猛烈な雨まで降っていました。
さすがに宿泊しようと思いましたが、猛烈な雨が降る闇夜に、宿を探して田沢湖を何周もしたのは、もはや恐怖体験でした。
結局、宿の空きはなく、駅ロータリーに駐車し、駅のトイレで洗顔し、車中でコンビニ弁当を食べ、
薄いタオルにくるまって寝ましたが、あの時ばかりは、つくづく「何しに来たんだろう・・・」と思いました。
●岐阜県
車中泊の話をしましたので、次は、野宿をした岐阜県の「下呂温泉」にしましょう。
この日も、飛び込み宿泊をかけましたが、あえなく全滅しました。
仕方なく、小さな川岸のベンチで寝ることにしましたが、これが失敗でした。
8月だというのに、深夜から朝方にかけてのあまりの寒さに身体の震えが止まらず、ほぼ寝られませんでした。
おまけに、朝方、一見して血気盛んな若者達がベンチの傍で騒いでいる様子まで目にし、
あまりの恐怖に身体の震えが止まりませんでした。身体の震えを抑えるべく、名物の「噴泉池」に入りましたが、
それでも暫く震えが収まりませんでした。
「下呂温泉」はこのような始末でしたが、もちろん、岐阜には良い思い出もあります。
私は「高山線」を使い、愛知方面から富山方面に向けて岐阜県を縦断したのですが、
青い川と緑の山の間にある線路を延々走る「高山線」からの眺め、延々と電車に揺られる時間は至福のものでした。
もう一度乗りたい路線を尋ねられれば、私は、間違いなく「高山線」と答えます。
ということで、今回のコラムはここで終わりです。
※次回に続きます!